緋扇貝(ひおうぎがい)
義父が蒲江に行って緋扇貝を買って来てくれました。感謝。
緋扇貝と言えば、鮮やかな殻の色で有名ですが、実は身も外の殻と似たような色になります。最初にこの貝を食べさせてもらった時には、絶対色を塗ったのだと思っていたのですが、天然の色と聞いて本当にびっくりしました。自然の力ってすごいです。
一番おいしい食べ方は炭火焼だそうです。義父母宅では電子レンジで2分ほどチンしてそのまま食べます。今回は8枚も頂いたので、半分は電子レンジでチンしました。食べた方はこの表現でお分かりいただけると思いますが、緋扇貝は「ワイルドなホタテ」という感じの味です。黒い肝?みたいな部分があるのと、貝柱の周りに付いているビラビラの耳がちょいと硬いですが、ホタテより断然海臭くって、蒲江の風の香りと同じ香りがして美味しいです。
残りの半分は、身をはがして、貝柱の部分と耳の部分に分けてバターで炒め、バルサミコとカトレア醤油で味付け。コドモたちとnoririnには柔らかい貝柱を食べさせて、私は味のある耳を中心に食べました。ところで、バルサミコは何にいれてもおいしい調味料です。昔「料理の鉄人」という番組で、何ににでもバルサミコが使われていたのを思い出しますが、本当に万能調味料です。特に醤油との相性が抜群。バルサミコと醤油とバターを温めたら、とりあえず超高級フレンチ風の味になるのでびっくりです。見かけもこんなん。↓
高級フレンチ風に偽装した緋扇貝ですが、蒲江で義父が行きつけのお店で購入する現場に立ち合ったことがあります。事務所みたいなところで一言ふたこと会話を交わすと、おばちゃんが海に行き、沈んでいる網を引き上げて中から緋扇貝を出して発泡スチロールのケースに入れてくれました。1個80円なり。道の駅で買うより断然安いです。さすがジモティ、プロっぽい買い方でかっこよかったです。
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