つわぶきとすり身の煮物。
蒲江の食べもの紹介ブログになってますが、義父母のお陰で次々と蒲江の食材を食べられる幸せなせさみん家です。
今日紹介したいのは、じゃーーん。
ザ・つわぶき。大分に来てはじめて食べた食材の一つです。南のものなので、まだ大分産はそれほど出回っていません。今日のは実は鹿児島産です。
もともと「ふき」は好きですが、このつわぶきの独特の香りはたまりません。これをすり身と一緒に煮ます。魚のすり身は県内各地にありますし、同じようなものは四国にも鹿児島にもあってどれもおいしいのですが、蒲江のすり身は肉厚で、ジューシーでよりおかずっぽいと思います。美味しんぼの全国味めぐりでもチラっと出てましたけど、これを見つけてくるとはさすがの取材力だなーと感動しました。
で、こんなのができます。
つわぶきは4センチくらいに切って熱湯で3分ほどゆでてで、少量の油で炒めます。すり身はともかく、ものすごく味が出るので、先に味を付けると濃くなりすぎることが必至です。って言うか何度もそれで失敗しました。なので、炒めたつわぶきの中に水だけを入れ、そこにちぎったすり身をいれて煮る、のがコツです。煮た後で味を見て、ほんの少しだけ薄口醤油とみりんを入れます。これがまー美味しいです。すり身の深い味わいと、つわぶきの独特の香りがあいまってやめられない感じです。基本すり身は揚げるものだと思いますが、こうして煮るのも悪くありませんね。
実はこれは義母に教わった料理。最近義母はnoririnではなく私に直接料理を教えてくれます。最初はnoririnの顔を立てて、noririnを通して作り方を聞いていたのですが、さすが母親。娘のスキルがどんなもんか見抜いているみたいです。
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