秋葉原で

せさみん

2008年06月20日 09:07

 昨夜無事福島出張から帰宅しました。東北は始終晴れて天気が良かったですが、九州は大雨だったみたいですね。
 ところで、帰りにどうしても秋葉原を見ておきたくて寄りました。
 歩いていたらさっそくもらったメイド喫茶の案内。
 
 関東を離れてもうかれこれ7年くらいたつので久々の秋葉原でした。昔スライサーとか包丁とかの実演販売をやっていた場所では、メイド姿をした人たちが何人も店の案内をしてました。昔なかったビルがたくさん建って、小ぎれいになったかんじでした。狭くて身動きが取れなかった駅の構内も新しくなって動きやすくなっていました。

 先日の事件があった場所付近には今も花が手向けられ、記帳用のノートが置いてありました。メッセージを書き込んでいる若者の姿もありました。「歩行者天国は当分の間中止します」という看板があちこちにあるほかは、いつもどおりの感じで町が動いていました。秋葉原=オタクの町みたいに思っていたのですが、下校中の小学生がいたり、OLさんとか普通に仕事をしているサラリーマンとかもたくさんいて、結局人の多い乗換駅なんだなと思いました。
 2GBのマイクロSDカードが880円で売られているのを見て、買おうかと思いましたが、あやしげなのでやめました。電気屋に入ってみると、品ぞろえが豊富で面白いものもたくさんありました。安いものもあるし別に大分で買ってもたいして変わらないものもあるし、むしろ、選択肢がありすぎてめんどくさいという気もしました。そういえば、ひざまくらで耳かきをしてくれると看板を掲げたいかがわしい店がありました。あれは何なんだろう。

 時間の流れが速くて、人の行き来も多くて、もはやついていけない感じです。でもメイド服を着てティッシュを配っている人たちが、あまりにもメイド姿が似合っていない人たちで、結局、すべては虚構なのだと思いました。作りものは作りものとして楽しめばいいのでしょう。プロレスが真剣勝負かどうかを議論するようなことをしても仕方ないと思います。昔は、こういうごちゃごちゃした所が好きだったけど、今では庭にミニトマトがなるということの方に喜びを感じる自分に、何となくホッとします。やっぱり、東京に住むということは、相当な覚悟がいるんだろうなと思うし、他人のことまでかまっていられるほど余裕がないのも分かる気がしました。
 
 さぁ、今週もあとちょっと頑張ろうっと。

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