サッカーの審判
皆さん書きつくしておられるので今さらですが、夕方のニュースを見てやっぱりこの前のサンフレッチェ戦の藤田選手の退場は人違いだったということが分かりました。
ところで、昔保育士してた頃、園児のサッカー大会で、審判をしたことがあります。地域の私立保育園の園児たちのサッカー大会でした。この大会ではサッカーの専門家ではなくて保育士が審判をすることになっていて、何回か研修を受けて、自分の園児たちが出ない試合の審判を担当しました。もちろん正式なサッカーと比べると人数も少ないし、ルールも単純化されていましたが、応援する先生や親たち、何より一生懸命やっている子どもたちのことを考えると、決していい加減なことはできない、ドキドキしながら笛を吹いていたことを思い出します。また、お互いに審判をしあうことで、多少なりとも審判の気持ちも理解できたのではないかと思います。勝ち負けはもちろんつきますし、優勝もあれば全敗もあります。でも、それ以上に大切なものを得ることができるサッカー大会だったと思います。
今回の試合で誤審をした審判に対しては、プロだから間違って欲しくないとは思います。でも人間だから間違いはあるとも思います。私は審判の上手い下手を論じるほどサッカーに通じていないので、技術的なことは分かりませんが、気持ちの面では選手、サポーターを含め色々な人の思いがワンプレーの中につまっていることを肝に銘じてジャッジをしてもらえればと思います。サッカーは単に勝ち負け以上に世界中の人々を感動させるものをもったスポーツだと思います。
関連記事