塾のチラシ
sakuraさんとerieriさんが新聞の折込広告を持ち込んだ話を読んで、思いだしました。
私は実は新聞におり込まれている塾のチラシが好きなのです。
一昔前にはまったのはリ○ルアメリカという塾のチラシ。ものすごい細かい字でびっしりと塾独特の考え方や教え方の特徴や、受験の苦労話が書いてあります。すんなり成績があがってという話ばかりではなくて、一度落ち込んで駄目になった時に先生に励まされて、また立ち上がってみたいなリアルな話で、ちょっとしたドキュメンタリーです。やっぱり、人生かけてがんばってる人の話は心打つものがあります。
最近のお気に入りは○大セミナーという塾のチラシ。ここはコピーがとにかくすごいです。
「生徒に嫌われてもかまいません」
「地域いちばんシゴキ塾」
「しごいてしごいてしごき祭り」ちょっとパチンコ屋の広告みたいな色使いで書かれています。
どうやら生徒を徹底的に勉強させる、蓄積されたノウハウに基づいて勉強量を積み上げ、そのために生徒も親も尻をたたきまくるという塾のようです。考えてみれば反復して記憶するというのは勉強の王道です。それだけやれば出来るようになりそうな気がします。自分が中学生ならまず行きたくないと思うでしょうが、チラシに映っている中学生や高校生の顔が笑顔なんです。やり遂げた充実感でしょうか。
チラシもここまで来ると一種のエンターテイメントです。と笑って見ていられるのは受験生がいないからかも。コドモが中学生くらいになったら、しんけんこういうチラシを見るようになるんでしょうか。イヤ、遠い未来のことで全く想像できません。ともかく、情報の伝達というだけなら、もっとすっきりしたレイアウトがあるんじゃないかと思いつつも、読ませてしまうファンキーなチラシたち。でも、そこにはこんな変なチラシを作る塾は教えている人や経営者が面白い人間に違いないと思わせるパワーがあります。今度はどんな塾のチラシが入るのか、目が離せません。でも、うち合同じゃないので、見逃してるのたくさんあるんだろうなー。そう言えばB・B・HOUSEのチラシも見たことがなかったです。残念。
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