おしりかじり虫
最近、NHK「みんなのうた」で流れている「おしりかじり虫」が気になります。
気になるどころか、1度聞いたら忘れられないほどのインパクトです。
マニア心をくすぐる松前公高さんのアレンジ(というか人選そのものにくすぐられますね)にのせて
ちょっとづつ転調しながらくりかえされる「おしりかじり虫~」のフレーズ。
「かじられちゃって超いい感じ」という絶妙のせりふ。
途中で入る「Bite Me Bite You」っていうコーラスなんてたまりません。
あまりにも気になってNHKのサイトを見てみると
「日本の「お尻」が何故か近頃元気がない。複雑化する現代社会で、「距離」や「遠慮」が高じて生まれた漠然とした疎外感が原因ではなかろうか?そこで立ち上がったのが「おしりかじり虫」と称するやんちゃな妖精。底抜けに明るく世話好きな性格で、人々を瞬時に笑顔にしてしまいます。かつて日本にあった筈の「暖かな無遠慮=お節介」によって人と人をつなぐ使命を負った珍虫の難行苦行を痛快に歌います。昨年、経済産業省より「スーパークリエータ」の称号を得た実力派ユニット、うるまでるびが、詩・曲・映像を手がけます。」
って曲の説明が書いてありました。
なんだ、そんな意味があったのか、です。。おしりかじり虫と漠然とした疎外感のミスマッチぶりにビックリです。それにしても、あのおしりかじり虫のファンキーなアニメを作った「うるまでるび」とやらは何だろうと検索かけて見ると、むちゃくちゃすごい人たちだと分かりました。最初は松前公高のクレジットに食いついて歌を聴いてみたのですが、うるまでるび、覚えておこうと思います。
とにかく、現代最高のクリエーター集団で人間関係の回復という壮大なテーマを表現する、一つのプロジェクトが「おしりかじり虫」ということなんですね。そんなんなら、かじってもらおうかな。
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