一カ月待ちの鉛筆削り
コドモ①が小学校に入学してから鉛筆を使うことが増えました。それで夏休み前に鉛筆削りを色々と探して、気に行ったものを発見し、注文してみると、輸入元から入荷がないので一カ月待ちとの連絡が…でもどうしても気にいったので一カ月待ち、夏休みの終わりになってやっと届きました。
ダーレというドイツのメーカーのものです。グレーで愛想がない色合いですが、芯の太さが調節できるというところにひかれました。
実際に削ってみると4Bの太い芯がこの通り。
回した感じも軽くてすごく使いやすい鉛筆削りです。
ちなみにダーレの鉛筆削り、本当は「小鳥」がいいなと思ったのですが、ネットでクチコミを読むと、小鳥は芯の太さ調節ができないのでスタンダードの方がいいかもという意見がけっこうありました。
鉛筆と消しゴムと鉛筆削りにはちょっとしたこだわりがあります。高校生の頃、シャーペンが嫌いで鉛筆を使ってました。あれこれ試して出した結論が鉛筆はファーバーカステルの9000番のF。マークシート用にはHB。ハイユニとかモノとか日本の高級鉛筆はあまりにも書き味がなめらか過ぎる感じがします。ファーバーカステルのちょっと引っかかる感じが好きですねぇ。
消しゴムはシードのレーダー。
そして鉛筆削りは、基本は手削り、でも筆箱に入れるように買ってたのがこのDUX。
高校時代に買ったものですが20年以上たった今でも健在です。ちなみに、コレ1個で1500円位しました。本当はこれに皮のケースがついていたのですが、皮はさすがに破れました。でも本体はいまだ健在です。多分刃さえ換えれば半永久的に使えるのではないかと思います。質実剛健で機能美が凝縮されたフォルムにはホレボレしますね。そして、何よりも削り上がりが最高に素敵です。
思えば、高校生の頃は、文具の定番を決めるのに熱中していました。絵も描かない癖に鉛筆を求めて画材屋さんに通ってました。今思えば、世界の大定番みたいな文具を筆箱に入れると何となく賢くなったような錯覚をしていたのかもしれません。字が下手というコンプレックスがあったので(今でもですが…)道具で何とかしたいと思っていました。ま、今ではパソコンでしか字を書かないので、字が下手なのは克服されず、賢くないのもそのままです。
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