驚愕のスープ
ロールキャベツを煮る時に、鍋の隙間を埋めるために野菜を入れてます。キャベツの芯の部分や、にんじんの切れ端や、セロリの葉っぱの方や、玉ねぎの芯です。いつもは、ほんの少ししか入れないのですが、今回はたくさん入れて一緒に煮ました。
ロールキャベツを食べた後残ったスープがとてもおいしかったので、煮えてくたくたになった野菜と一緒にミキサーにかけて、少し牛乳を足してポタージュ風にしてみました。白っぽいスープができました。
あまりにもおいしくて絶句しました。ロールキャベツのひき肉から出たうまみ成分と、大量の野菜から出たコンソメが一体となってびっくりするような味を醸し出しています。使った調味料は、塩とこしょうだけ。本当にびっくりしました。
基本的に、食材そのものを生かす食べ方が好きです。でも、フュージョンすることでしか出ない味もあるのだなと思います。おいしくて体に良いということを考えて作ればいずれもアリです。
今月はポイントでもらった図書カードがあったのでおかずのクッキング2・3月号を買いました。土井善晴さんの食材や道具についてのエッセイは毎回興味深く面白いです。単なるテレビの料理番組のテキストを超えた、料理の奥深さを感じさせてもらえる一冊だなとお持って毎号欠かさず立ち読みさせてもらっているのですが、今回はお寿司特集があったのでどうしても欲しくて買いました。読んでみるとかぶ一本使い尽くしの特集もあり、とても勉強になりました。
残念ながらおかずのクッキングは地上波では大分では見られません。BSかCSに入らなければなりません。昔土曜日の早朝に放送していたことがありました。アシスタント役だったテレビ朝日の久保田アナの手際の悪さを適当にいじりながら料理を作るという軽妙なやりとりがとても面白かったです。建物探訪の前の時間でいいので、地上波に復活してほしい番組です。
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