大手まんぢゅうの素晴らしさ。
何度も紹介しているのですが、岡山でイチオシのお菓子、大手まんぢゅうです。
毎回帰省すると必ず買いますが、今回もゲットしました。
この美しいフォルム。
老舗っぽいたたずまい。(実際創業170年の老舗です)
中身は超なめらかなこしあんです。
大手まんぢゅうは一言で言えばあんこのかたまりですが、まわりを包む薄い皮こそが大手まんぢゅうの素晴らしいところです。大手まんぢゅうの製造元、
伊部屋さんのサイトによれば「大手まんぢゅうは、その良質の備前米を材料として、まず麹(こうじ)からつくり始め、もち米などを加えながらじっくり日数をかけて、成熟した甘酒を仕上げていきます。これに小麦粉を混合し発酵させて生地を調製いたします。」ということで、あんこよりも断然皮のほうが手間がかかっています。この皮の何とも言えない香りとこしあんの甘みとが絶妙のバランスです。
岡山ではこの大手まんぢゅうは、普通に家でおやつにも食べたり、贈答品として使われたり、お土産だったり、会議の時に置いてあったりします。1個63円という庶民にも抵抗なく買える値段ですが、値段以上に高級感があります。そして、ラッピングが以外とハイテクです。
まんぢゅうは透明なフィルムに包まれていて、さらに紙の小箱に包まれています。冷蔵庫に入れておくと固くなるのですが、フィルムのまま蒸し器で蒸したり、小箱のまま電子レンジであっためたりというワザが使えます。基本生菓子なので、1週間しか日持ちしないのですが、冷凍するという裏ワザもあります。
もちろん作りたてがおいしいのは言うまでもありません。朝、本店に行くとホカホカの作りたてを買うことができます。そこで2,3個買ってすぐに食べると、本当の作りたてが食べられます。これがまた最高です。
大手まんぢゅうの素晴らしさについて力説してしまいました。岡山に住んでいた時は、「また大手まんぢゅう~」などと思っていたのですが、たまにしか食べないとおいしさが良く分かります。次に食べるのは、来年また帰省した時でしょう。今から楽しみです。
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