パンの季節
春は酵母の発酵がうまくいくようで、noririnが毎日色々なパンを焼いています。
結婚した時に買ったオーブンが12年目に入ってまだまだ現役です。時々グラタンを作るくらいかなと思っていたので、これほど使うようになるとは思っていませんでした。今いちばん壊れたら困る家電です。もし壊れたら次はきっとコンベックスにしようと思います。
今朝も食卓には、食パンとフランスパン2種がありました。
その中でいちばんお気に入りはこれです。
これ
とくるみが入っているフランスパン。これは干しいちじくです。ヘブル語で書いてあるので多分イスラエルのお土産っぽいものではないかと思います。干し柿から干しぶどうまでドライフルーツ全般、ちょっと苦手ですが干しいちじくは抵抗感なく、むしろとてもおいしく食べられます。
こんな感じの断面で、外側が固くて内側が弾力があるという理想的な焼きあがりになっています。こういう感じのパンはパン屋さんに行けば時々売っていますが結構高いですね。もちろんスーパーには売っていません。Wソフトあたりから続く「やわらかもっちり」路線が、日本人の平均的な好みなのかなぁ。コストも手間もかかるので、あまり作らないのでしょう。
もちろんバターロールみたいな柔らかいパンは嫌いではありません。でも、固いパンも捨てがたい(^_^)特に外側のカリッとした食感から、内側のモチっとした食感に切り替わるところがたまらなくおいしいと思います。そして、固い皮の部分はなぜか焼いた餅の香りがします。米粉は一切入っていませんが。不思議。古代から作られていて、世界中に広がっているパンなので、正解はないのだと思います。日本で、この季節に、じゅくじゅく発酵した酵母で焼くパンが食べられるのが最高の幸せですね。
関連記事