おかたの湯にいってきました。

せさみん

2010年11月08日 15:39

 先週体調が悪かったので、温泉に行こうということになりました。体調が悪い→温泉という行動パターンは大分に来て身につきました。実際、病院に行く前にまず温泉に行くとという方がまわりにもいっぱいいます。確かに温泉は効きますもん。

 いつもはいかりやま温泉ですが、いまだ未開拓の別府に行ってみようという話になり、別府で家族風呂があって、お値段手頃なところで、と色々探していたら堀田温泉の「おかたの湯」を発見。グッドタイミングなことに、じゃんぐるでも先日からブログを始められたばかりのようなので、これも何かのタイミングだと思い行ってきました。
 別府には不案内なので迷わないか心配しましたが、看板が各所にあり無事到着。住宅街の中、公民館の向かいにあります。
 

 家族風呂オンリーの温泉です。なので、家族風呂がたくさんあってよいです。家族風呂が2棟しかないというような温泉は待たなければならない可能性があるので余裕がないと行けませんが、家族風呂が10棟もあればそんなに心配しなくてもいいです。
 わたしたちが入ったところは「うぐいす」。こんな長屋風の家族風呂です。
 

 シャワー等完備です。 
 

 風が気持ちいいです。あれ…湯船にお湯がない!!
 

 初めて経験するのですが、コインでお湯が入ります。最初にフロントでお金を払ったらコインがもらえます。
 
 
 コインを入れたらお湯がドバーって出てきます。
 

 源泉かけ流しにすればこんなことをする必要はないのですが、源泉そのままには流せません。なぜなら厳選温度が92℃だからです。加水しないと熱くて入れたものではありません。という情報は事前にネットで調べていたし、フロントでも「最初に水をたくさん入れてからお湯を出して下さい」と教えてもらっていたのですが、大丈夫だろうと思って水とお湯を同時に出し始めたのですが…甘かった。お湯に足をつけたらアチチってなります。溶岩流に落ちたマリオみたいになります。そう言えば、源泉を竹にかけて冷ますというニュースを見たことを思いだしました。90℃以上のお湯は、信じられんくらい熱いです。
 というわけで、一度加水して温度を調節するので、お湯から出る時に栓を抜いて一度お湯を抜きます。そして次の人が入る時にフレッシュなお湯が入るというコイン式が理にかなっていることになります。家族風呂の中にある露天二つは源泉かけ流し方式だそうですので、何らかの方法で温度を下げてかけ流していることと思います。

 ところで、そんなに加水したら温泉成分が薄まるのではないかという疑問があるかもしれません。私も正直ちょっとそう思っていたのですが、全くそんなことはありません。(声を大にして言っておきます。)
 お湯はナトリウム塩化物泉。透明でサラッとしていますが、入ると肌にピリピリ来る感じです。そのピリピリがとても心地よくて、車で大分に帰って寝るまで続いていました。入った時の気持ちよさだけではなく、効き目の持続時間が長く、これぞ温泉、さすが別府だと思わされる、温泉の底力を感じる温泉でした。
 今まであまり行ったことがなかったのですが、今後はもう少し別府も探索してみようと思います。明礬あたりまで足をのばして、硫黄泉やら硫酸塩泉やらちょっとヤバそうなところに入ってみることを目標に、まずは家族風呂から攻めてみたいと思います。
 

 

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