アトリエとき、箸屋一膳。

せさみん

2011年04月16日 09:04

 箸がボロボロになっていたのになかなか買いに行くことができず、弁当用のプラスチックの箸を併用したりしながら、気づいたら三ヶ月近く立っていました。noririnのたっての希望で、アトリエときさんに箸を買いに行きました。
 1時間かからず到着。高速を使ったらすぐですね。しばし木の器にいやされた後、大人の箸を購入。コドモ用を買おうと思ったら、品切れ。箸屋一膳さんに行くとありますよーと教えてもらい、すぐ近くの箸屋一膳さんに。コドモ用の素敵な箸をみつけました。

 
 いちばん長いのが、コドモ①用のくり。
 二番目が②用の紅梅。
 短いのが③用のみかん。

 それぞれの木の色がほんのりついているのが美しいです。白梅の木は白く、紅梅は紅いのだそうです。紅梅はすぐに売れてしまうので買えてラッキーだったようです。奥で箸を作っている職人さんの姿が見えました。ゆっくりしたかったのですが、幼稚園の迎えの時間が迫っており、包装もそこそこにしていただきました。せっかく一膳づつ包んでくださっていた所を申し訳ない(^^;今度はアトリエときともども、ゆっくり行きたいです。
 
 
 大人用は竹!
 こちらはすごくお買い得価格でした。
 
やっぱりご飯が似合います。

 箸と茶碗だけはちゃんとしたものにしたいと思っています。大げさな言い方かもしれませんが、毎日口に当たるものは健康や生き方に影響すると思うからです。それと、職人さんによって丁寧に作られたものを買うことによって、技術が次世代に継承されると思うからです。少し高くても思いを持って作られたものを大切に長く使うというのがきっとプレミアムな生き方なのだと思います。もちろん工場で大量生産された物のお世話にもなっていますのでそれを否定するつもりはありませんが、食に関わる部分は大切にしたいと思っています。

 夕食はオムライス。卵六個使って、家族皆で分けて食べます。
 

 そしてシチューは、型抜きしたにんじんの残った外側が入っています。
 


 ところで、昨日「おかずのクッキング」に載っているおべんとうの記事を改めて読み返していたら面白いことが書いてありました。人間がなぜ家族一緒に食事をするようになったのかという話です。ゴリラやチンパンジーは授乳期が数年間あるのに対し、人間は二年程度。大人と一緒の物が自分で食べられるようになるのが六歳ぐらいだとすると、乳離れしてから大人が子どもに離乳食なり、食事を手伝う期間が四年程度あることになります。この食事を手伝う期間があるために人間は家族で食事をするのだという説です。真偽は分かりませんが面白い見方だなと思います。お弁当は、家のごはんを持って行く食事。家族の団らんの一部をお弁当箱に入れて学校なり会社なりに持って行くのだという話を聞くと深いものがあるなと思いました。

 さて、今日もしっかり食べて元気に仕事です。
 

 

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