心太を作る。

せさみん

2011年08月23日 09:01

 昨日の自由研究の材料は天草(てんぐさ)でした。と言うわけで、心太(ところてん)づくりにチャレンジしました。

 結構上手にできました。
 

 80gのてんぐさを、5リットルの水で1時間煮ます。
 

 こんな感じになり、
 

 漉すとちょっとトロッとした液体がたまります。
 

 これを常温で3時間ぐらい放置しておくと固まります。固まったらところ天突きでついて冷蔵庫で冷やします。
 なぜかプラスチックのところ天突きがある我が家。突く作業はかなり快感です。

 で、大量に完成したところ天。スーパーとかでパックに入って売っているやつが、ゆうに20パックくらいはありそうな量です。
 関東では酸い目の酢醤油、関西では黒蜜というところですが、せっかくなので色々と試しました。まず、かぼすポン酢+からし。これは普通においしかったです。
 次にコドモが食べやすいように、やせうま風にきなこをまぶしてみました。
 
 これはかなり好評でした。コドモたちは恐ろしいほど食べました。ところてんはカロリー的にはほとんどゼロに近い食品ですが、調味料をかけすぎると結構なカロリーになりますのでご注意を。

 そして昨晩の密かなヒット、はちみつしょうゆ。
 
黒蜜なんていいものがなかったので、代替品を考えたのですがこれはかなりおいしいです。はちみつとしょうゆとレモン汁をかけただけです。

 デザート感覚にしたおかげでコドモたちがかなり食べました。でもあと、三分の二ほど残っています。スープとか、炒め物とか、できるのかもしれませんが、きっときな粉をかければそれで終了だと思います。

 ところでところてんは夏の季語なんだそうです。俳句を探してみるとこんなのがありました。

 清滝の水くませてやところてん(芭蕉)
 一尺の滝も凉しや心太 (一茶)
 茶屋ありや山辺の水の心太 (子規)
 
 ことばだけでこれだけ涼感を醸し出すとはさすが日本を代表する俳人の句です。
 ところてんで一句、どうですか?

 noririnは今朝もまだ陣痛は来ず。相変わらずお腹の張りはあるそうです。ところてんのように赤ちゃんが押し出されてきたらいいのですが(^^)

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