今日から幼稚園

せさみん

2007年04月10日 09:03

 今日は幼稚園の始業式。家=仕事場の私にとって待ちに待った日がやってきました。コドモ①は年中に進級し、今しがた(8時過ぎに)幼稚園に出発。と言っても幼稚園は超近い(隣!)のでもう到着。始業式だからこんなに早く行く必要はないのですがコドモ①は一番乗りをしたかったようです。

 実は昔大阪の保育園で保育士として5年間働いていました。その頃はまだ保育士という言葉はなく、法律的には「保母に準じる者」、業界での呼び名は「男性保育者」。当時は同じ市内の保育園には男性の保育士は自分含めて2・3人しかいなかったように思います。全国的にも数が少なかったのでパイオニアの気持ちでがんばっていました。雇ってくれた園長の英断には今も感謝しています。今は男性の保育士が増えて、近所の保育園にもイケメン風のお兄ちゃんが何人か働いています。あの頃やってたことが今につながっているんだと感慨深いです。
 そんなわけで、今でも幼稚園に行くと自分の子どもより先生の動きや、言葉のかけ方、壁に貼ってある子どもたちの絵や作品の描かせ方やディスプレイ、壁面構成(大げさ!)などと呼ばれる壁の飾りなんかに目が行ってしまいます。自分が現場にいた時には自分自身がテンパって分からなかったことが、今冷静に分かるのが結構面白いです。先生たちの苦労のしどころが人一倍分かるだけに、感謝も倍増です。
 コドモ①は、去年、年少で入園した時から一年間、幼稚園に行くのを渋ったり嫌がったりしたことはほとんどありませんでした。本当は、始業式など行事の日の朝は色々準備があるのであんまり早くからコドモが行かない方がいいのに、と思いつつ、行きたくないと泣いているこどもがいるだろうと思うと、そんなに好きなら結構やんと思って送り出してしまいました。先生たち、忙しい朝にごめんなさい
 そう言えば、昔ニフティのデイリーポータルに記事があったこと思い出しました。
ちなみに、こういうこと↓やってるんですね。
http://portal.nifty.com/special04/04/12/2.htm
当時こういうことに使う業界誌と言えば、ラポムでした。今でもあるみたいですね。幼稚園に行くと当時と同じような絵柄の動物が乱舞しているので、デザイナーも変わっていないのかも…全国の幼稚園保育園にこういう絵が貼り付けられていると考えると、全国の子どもたちに少なからぬ影響を与えているということで、ある意味すごいことです。
 で、ラポムは便利なのですが、型紙をそのまま色画用紙にコピーして切るのは心がこもっていないからNG。この型紙を見ながら自分で描けと言われました。絵が下手な私はコピーして済ませたかったけれど、コワーイ先輩保母さんたちの手前そんな合理的な意見は言い出せませんでした。
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