えびマヨって中華なのだろうか…

せさみん

2008年07月30日 08:12

 昨日も暑かったですが、暑い台所で中華鍋を振ってました。家庭用のガスコンロは火力が知れていて不満もありますが、プロ用のガスコンロはさぞかし暑いだろうと思って我慢します。暑いのも我慢。冷たいのもの我慢。おなかがすいてても満腹でも我慢。プロの料理人の方々には頭が下がります。

 ところで昨日は久々にえびマヨを作りました。えびのマヨネーズソース和えです。
 

 この料理は最近では中華の定番みたいになってますが、周富徳さんが考えた料理だと記憶しています。テレビ番組で、この料理を思いついた経緯みたいなことを話していたのを見た記憶があります。
 作り方はそんなに難しくありません。えびを開いて塩コショウ、片栗粉をまぶし、クルクルっと巻いて下揚げします。(この時点で汗だくで揚げものをしなければなりませんが…)
 そしてマヨネーズ、ケチャップ、練乳、エバミルク、塩、こしょう、ジン、パセリのみじん切りなどを混ぜたソースに熱いうちに絡めます。出来上がりです。最近はケチャップを生春巻きなんかにつけるスイートチリソースに変えて作っています。ちょっとピリっとして美味しいです。
 ここで不思議なのが紹興酒ではなくてジンを入れるということです。周さんのレシピには「ジン」ってはっきり書いてあって、何かの臭みを消すのにジンがいいのだそうなのですが、この料理以外にジンの使い道がありません。
 それはともかく、中華料理の懐の深さを感じます。マヨネーズもケチャップも練乳もジンも中華じゃないしと思うのですが、こういうものを全部とりこんでゆくところが中華料理のかっこいいところかもと思います。

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