23年ぶりの続編、ついに出たーー!!

せさみん

2010年07月10日 09:11

 と、大げさなテンションでまくしたてるようなことでもないのかもしれませんが、今月の福音館月刊誌012は、あの安西水丸さんの、「がたんごとんがたんごとん」の続編、「がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん」なのです。前作は1987年に出たので23年ぶりの続編なのです。

 こっちが新作。
 

 こっちが旧作
 

 旧作をお持ちでない方は両方買ってみてください(^.^)福音館のまわし者ではありませんが、ホントにオススメします。旧作がマリオの1面だとしたら、新作はマリオの2面(^.^)読まれたら、なるほどーーと分かっていただけると思います。

 私が読み聞かせした経験では、がたんごとんは、特に0歳から1歳くらいのハイハイしているくらいの月齢の赤ちゃん赤ちゃんが大好きな絵本です。絵と、ことばの音がすごく心地良いのかなと思います。
 うちでもさっそく両方読み聞かせしました。2歳9か月のコドモ③は1度読み聞かせると、すぐに自分で「がたんごとん」と絵本を持って読んでいました。月齢が高いとリアクションが違って面白いです。

 ところで福音館の月刊誌には「えほんのたのしみ」というパンフレットが毎号折り込まれています。そこに、安西水丸さん自身によるエピソードが掲載されていました。ご存じの方も多いと思いますが、安西水丸さんは、とても有名なイラストレーターでエッセイストで、村上春樹さんとも一緒にお仕事されているような方です。その安西さんが今回の続編についてとても興味深いことを書いておられます。
 曰く、「広告代理店で社員教育を受けている割には自分から売り込むという考えを良しとしていない。続編に着手したのは、若いお父さんお母さんから続編は出さないのかと言われたことがきっかけだった。いい本なら編集者から何か行ってくるはずなのに、それもないのに、こちらから「続編を…」と持ち出すことは勇気のいることだった、云々」とのこと。
 なんて素敵な人だろうと思いました。驚異的な版数を重ねている人気絵本のおくづけを見るたびに、実際作者の印税って莫大な額だよね、出版社も安泰だよねと思ってしまう下世話な自分を反省しました。子どもたちも喜んでますが、読み聞かせる大人たちも大喜びであることを、この場で(読んでないでしょうが…)安西さんにお伝えしておきたいと思います。

 と、昨日は久々に絵本に興奮しましたが、どうもからだが疲れ気味で口の中に巨大な口内炎が発生しています。ほとんどキャベツしか見えないような豚キムチを作って食べました。豚肉は疲労回復には最適です。
 

 それからこの前たまたまケンミンショーで見た「納豆あえ」を作ってみました。納豆にチーズを入れることには全く抵抗がありませんし、特に目新しい感じもしません。ごく普通です。納豆+チーズ+砂糖+醤油。それにめかぶをプラスしました。
 
 予想通りの味。普通においしくて選択肢の一つという感じです。確かに、もっと広まってもいいかもしれません。まず愛知県のメーカーが納豆に醤油と小袋に入ったチーズをつけて販売してゆけばいいんじゃないかと思います。
 7月に入って余裕ができると思ったのですが、勘違いでした。子どものPTAとかも色々入ってきて逆に忙しいです。でもこの夏は絶対波当津に行こうと決めているので頑張ります。

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