おっと あぶない

せさみん

2008年02月01日 21:59

 コドモ②の誕生日プレゼントに探しまくったのに見つからずネットで検索してやっと発見。どうしても欲しかった本が届きました。ま、3歳には字が多すぎる本ですから、はっきり言って子どもにかこつけた大人の買い物です。

 どうしても欲しかったのは「おっと あぶない」です。
 あの、ものすごくテキトーな感じの絵で、日常生活に起こりうる危険をちょっぴりブラックユーモアも交えながら教えている絵本です。で、探しても探しても分からなかったのは、新しい装丁と訳になってフェリシモ出版から再版されていたからです。知らなかったー。で、送料がつくのが嫌で「けんこうだいいち」も一緒に買ってしまいました。
 なので、昔の本を覚えていた私にとっては、表紙がちょっと違うので違和感があるのですが、訳は古いのとどこが違うのかよく分かりません。わたなべしげおさんがやってらっしゃるのでほとんど同じなのではないかと思います。ハードカバーで立派な本になって、こりゃまた愛蔵版です。

 

 ものすごいノスタルジーなんですが、実はコドモ②に読み聞かせて危険なことを教えたいという実用的な意味もあります。彼女はフリフリ服を好む3歳の女の子と言えば聞こえはいいのですが、生傷が絶えません。1歳半にして椅子から飛び降り腕を骨折したという武勇伝の持ち主です。額に大きな傷を作り、虐待を疑われ、「子育てで悩みがあったらご相談ください」って子育てのNPOしてる人に言われたことも。あんまり次々と怪我するので額の傷がいえるまでなんだかんだ理由をつけておばあちゃんに会わないようにしたりしたことも(怪我させたって怒られるからですが…)猫を背後から持ち上げるという必殺技もあります。三輪車がこげないのですが、持ち上げて歩きます。とにかく笑顔で危ないことをして、それを楽しむという想定外の行動をとるので親がついて行けてない感じです。で、絵本で教育しようかなどと思ってみました。
 誕生日を迎えるたびに、今年1年は骨折しないように、怪我しないようにとお祈りするのです。

 それにしても、「おっとあぶない」は時代を超えた不思議な魅力のある絵本。きっと英語版で読んでも面白いに違いありません。

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