くっついた 赤ちゃんの読み聞かせ
三浦太郎さんの「くっついた」。近年出たあかちゃん絵本の中でもとってもいいと思います。買おうと思っていたのですが、なんとまたまた生協のカタログで発見。微妙に安く手に入りました。
こぐま社も色々といい絵本を出してきますが、800円と言うのはちぃと値が張ります。こぐまちゃんシリーズも含めて600円くらいにしてもらえんやろか。それにしても、重ねがさねとってもいい本です。赤ちゃんがいる家ではオススメ。
sakuraさんのベビーサインにも書いてありましたが、赤ちゃんに語りかけることはとっても大切です。語りかけられ、微笑みかけられることで赤ちゃんはたくさんの心の栄養をもらいます。その一つの仲立ちをするのが絵本です。ストーリーが分かるとか、内容が理解できるとかいうことよりも、大好きな大人に絵本を読んでもらうというコミュニケーションがとっても大切です。うちでは、新生児の時から絵本の読み聞かせをしています。
コドモ③は今5カ月ですが、絵本を読むとピタリと泣きやみます。泣きやませるツールとして使っているわけではないのですが、絵本が出てくると親が自分に関心を持ってくれているということが分かるので安心するみたいです。赤ちゃんの絵本は短いので、読むのに1分もかかりません。あまり場を作らなくても、生活の中でちょくちょく読んであげられるのもいいと思います。
も一つオススメは福音館の月刊誌、「012」です。これは400円くらいなので毎月買ってます。超一流の絵本作家さんや、時には新進気鋭の初登場の作家さんまで、012の名の通り、0歳から読み聞かせられる絵本が月刊で出ています。
これはおそらく福音館も相当力入れてるシリーズだと思います。年長版や年中版は好き嫌いがある月もあるし、外れかな?と思う月もありますが、012に関してはほぼ外れがない、毎月楽しめます。これを毎月買って読ませているうちに、あー赤ちゃんが喜ぶ絵本ってこういう絵本なんだーというのが分かってくると思います。もし、赤ちゃんに何の絵本を読んであげようか迷っている方があれば、まず012を半年ぐらい買ってみて、それから本屋に行くことをお勧めします。
ちなみに、月刊誌というのは4月号はとっても大切な月なのでいつもにもまして力入っています。
今月はこれでした。
「だっこ」がテーマになっている絵本はたくさんあります。だっこものを持ってくるところを見ると、012もネタ切れかなーと思ったのですが、ところがどっこい、次々と新しい発見があるのでびっくりです。ペンで書いたようなお猿の絵が、とってもキュートです。そしてだっこのバリエーションがちょっとこれまでの絵本にはない感じです。やるなー福音館って感じです。
絵本について勉強したのは、保育士をしていた時でした。定期的に研修に行かせてもらったこともよかったですが、毎日のように子どもたちに絵本を読み聞かせできたこと、あの時の子どもたちのキラキラした目が私にとっても心の栄養になりました。絵本を大切にする保育園で仕事ができてよかったなーと今でも思っています。子どものためと言いつつ、結局絵本の読み聞かせをすると自分が幸せな気持ちになれるんだなーと思います。
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