県立図書館、絵本の読み聞かせ
昨日の大分のニュースでは「光化学スモッグやめてー」「男子高校生の保健師体験おもしろいやん」など、興味深いものがたくさんありましたが、県立図書館の絵本の読み聞かせには心惹かれるものがありました。大分では本屋さんでもよく読み聞かせやっていて、結構盛んな感じがします。でも、赤ちゃんの読み聞かせは県立図書館でもはじめてだそうです。
絵本の読み聞かせは子どもに知識を与えるためのものではなくて、大人と子どものコミュニケーションであり、知識を判断する「心」を養うためのものだと思います。なかなか0歳の赤ちゃんの気持ちを分かるというのは難しいですが、読んでもわずか3分足らずの絵本一冊で、赤ちゃんと一つのワールドを共有できるのでこんなに面白いことはありません。0歳から読み聞かせ、もっと言えば胎児の時から読み聞かせするのがいいと思っています。
で、昨日のニュースの映像に映っていた絵本がコレ↓。この中の「まるてんいろてん」です。
この本は隣の「まるまる」と内容がよく似ています。作者は同じ中辻悦子さん。うちのコドモたちは「まるてんいろてん」を買ってきて読んだ日に「これ、『まるまる』だね」と言い放ちましたちなみに、その下の「ころころころ」は元永定正さん(中辻さんの夫だそうです!)の絵本。○ばっかり出てくる面白い本です。元永さんや中辻さんは実はすごい有名な画家さんなのだそうですが、絵本も最高に面白いです。
赤ちゃんに何を読んであげようかと悩む方は福音館書店の月刊誌「こどものとも012」を毎月買われることをお勧めします。これは安いし(410円)本当にハズレがほとんどありません。毎月読んでいると、赤ちゃんがどういう絵本が好きなのかがなんとなく分かってきますよ。ちなみに最新号6月号はふくちのぶおさんの素敵な絵本「まってまって」です。育児に疲れた大人も心がホッと和む本です。
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