大分ラブリー生活覚書

　そろそろ大根の季節ですね。例年なら1本100円くらいで買えますが、今年は150～160円くらいでしょうか。あとひと声あると、豪勢に二本買えるなぁとおもいながら、この秋はじめて大根を買いました。これまたこの秋初のおでんを作り、皮と上の方の緑っぽいところはサラダに。今年も大根使いきりモード全開です。ホントに使いでのある野菜ですね(^.^)

　たらこマヨネーズで食べる大根二品です。

　一品目。大根サラダの明太子マヨネーズ和え。
　
　細いせん切りにした大根の上の方を塩でもんでしばらく置き、水気を切ってしっかり絞ります。せん切りにしたハム、マヨネーズ、明太子で和えて出来上がり。いくらでも食べられる感じですね。

　二品目。大根皮のきんぴらとタコの明太子マヨネーズ和え。
　
　厚めにむいて太めのせん切りにした大根の皮に軽く塩をして絞ります。ごま油で、大根皮を炒めて、酒、醤油、みりんで軽く味付け。刺身用のタコを大根と同じくらいの大きさに切り、マヨネーズと明太子で和えて出来上がり。こっちはちょっとしたメインにもなるような、しっかりした、ご飯を欲する感じの味です。おいしかったです。

　昨日は岡山から両親がやってきて、新米その他を届けてくれました。なかなかこちらから岡山に行けないので、孫の顔を見せられて良かったです。敷戸の水天に行ってお寿司を食べました。さばがおいしかったです。隣のふわりが閉店していたのに全然気づいていませんでした。残念。

　そして母からおこわをもらいました。
　
蒜山おこわというものらしく、山菜や麦、栗などが入っています。とてもおいしかったのですが、まるでどこかで買ったかのような、売っているもののような味でした。
　母は看護師としてずっと働いていて、しかも家の食事は祖母がほとんど作っていたので、料理の経験値がほとんどありません。退職して60超えてから、料理教室に通い始めました。ある意味常にプラス思考です。不器用なわけではないので、料理をしようとするとできますし、包丁も使えます。私が小さい時、まだ仕事がそんなに忙しくない時にはガスオーブンでパンやケーキを焼いていたという記憶もあります。しかし料理をしないで30数年。仕事の世界で生きて30数年。目分量とか、適当という感覚が一切ないので、レシピ通りの材料で、レシピ通りの味付けの料理しかできないとのこと。
　確かに点滴とか薬とか、病院の仕事は目分量というわけにはいきません。ただ人間がきっちりしているかと言うと、基本的な性格は大雑把で、だれとでもフレンドリーになれます。ある意味それも、人間相手の仕事をして身につけた特性かもしれませんん。おばちゃん気質を備えながら、軽量スプーンで醤油の量を計らなければ料理ができないというのは、なかなか面白い貴重な存在です。
　母は大学病院で30年以上働いていたので、退職後に再就職の話がいくらかありました。でもそれらをすべて断り、趣味に生きる宣言をしました。曰く、「どんな仕事でも、仕事としてやり始めたら適当にすることはできない」のだそうで、週に3回半日出て、そこそこ給料もらえるというような仕事であっても、仕事として引き受けたら、休みの日も勉強したり色々したりしなければならないから、もうやりたくないのだそうです。
　結局退職してからは毎日ジムに通い、熱心にフラダンス教室に通っています。趣味のはずが傍目に見ていると仕事のようになってしまうのが面白いなと思います。母にはお好み焼き以外の料理を作ってもらった記憶がなく、おふくろの味は一切ありませんが、母が働いてくれたおかげで、学校にも行けたので心から感謝しています。後は自分の人生を満喫してもらいたいものです。

　さて、昨日久々に休んだのでリフレッシュ。風がビュービュー吹いていて寒そうですが、今日からまた元気に仕事しようっと。