2011年01月13日

朝からシチューがある幸せ。

 二日目のカレーはおいしいですが、二日目のシチューも捨てがたいものです。
 この季節、夜食べたシチューを朝アツアツにあっためてパンと一緒に食べるのが幸せです。

朝からシチューがある幸せ。

冬はパンがおいしい気がします。noririnに聞いてみたら、気温が低く酵母の発酵に時間がかかるのでそれが逆にモチモチ感を生んでいるのではないかとのこと。そもそも酵母の量で発酵時間がかなり変わるそうです。なるほど。わざと酵母を少なめにして長時間発酵させるというやり方もあるのだとのこと。パン屋さんなら一年中安定してクオリティーを保たなければならないので大変でしょうが、家のパンは季節によって味が変わるのもまた楽しくていいなと思います。

 ところで最近気になっているのですが、「トイレの神様」というタイトルを聞くと吉田戦車の「便所の神様」を思い出して仕方がありません。「伝染るんです」が代表作の吉田戦車ですが、初期の短編集の中に便所の神様というマンガがあります。 便所の神様(を自称するねずみみたいな生き物)がある家庭のトイレに住み着いて…という話ですが、最後は泣けます。ある意味、トイレの神様よりも泣けるかも。トイレの神様は植村花菜さんがトイレをキレイに磨いたのだなあという説得力がありますが、便所の神様は幸せな悲劇です。と、説明したって、多分古いマンガだからもう売っていないに違いありません。便乗商法で再発売されていなければ。吉田戦車のマンガは大好きだったのですが、場所の都合上処分してしまいました。当時自炊という方法があればデジタル保存できたのに。ちょっと残念です。
 ところで吉田戦車さんは漫画家の伊藤理佐さん(ひげピヨの作者)と結婚し、今では一児の父親です。親になって「まんが親」という連載をビッグコミックでしています。漫画家夫婦の子育てはさぞ変わっているのだろうと思いきや、以外と普通。伊藤さんは「みっちゃんのママ」のような人ではなく、普通の母親っぽいです。吉田さんは離乳食まで作っています。描かれていることは、どの家庭にもあるようなことばかり。例えば蚊取り線香を握ってやけどをしたとか。あ、それはうちだけか…わた繁みたいな刺激的な育児マンガを求める人には平凡すぎるほどのまんが親ですが、吉田戦車作というところがいちんばん面白いポイントです。

 今日も寒い朝。窓から見える、鶴見と由布は見事に冠雪しています。しかしこれでこそ冬。冬はつとめて。心を引き締めて今日も一日頑張りましょう。


 



同じカテゴリー(食べる)の記事画像
チュニジア戦
ピーコさんは別府に住みたいそうで。
雑煮を食べ、カレーを食べる。
ぶり大根を作った。
旅サラダ
とり天とかぼす。
同じカテゴリー(食べる)の記事
 チュニジア戦 (2015-03-23 21:40)
 ピーコさんは別府に住みたいそうで。 (2015-03-04 22:39)
 雑煮を食べ、カレーを食べる。 (2015-01-02 23:36)
 ぶり大根を作った。 (2015-01-01 00:18)
 旅サラダ (2014-11-12 17:26)
 とり天とかぼす。 (2014-10-02 17:15)

Posted by せさみん at 08:26│Comments(0)食べる
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。