2009年03月10日
手紙を処分しました。
コドモ①の机が来るため、処分週間が続いています。リサイクルプラザに服を持って行ったり、数年間見ていない仕事上の資料をバッサリ捨てたり。そして、聖域なき改革が重要機密文書に及びました。

いやー久しぶりに開きました。懐かしいー。結婚する前、大阪と千葉で遠距離だったnoririnと交わした数百通に及ぶ手紙です。普通に週5通ペースで出していました。少なく見積もっても年間200通×2.5年は出していたはず。500通×80円として40,000円。もちろん、80円で収まらない手紙も多かったし、途中noririnが4カ月ほどアメリカに行ったので、エアメールになった分もあるし、宅急便とかその他もろもろを入れるとざっと見積もっても通信事務費は3年で10万円くらいかかっていただろうと思います。あの頃、インターネットとメールとホワイトプランがあれば、新婚旅行を倍くらい豪華にできる資金が浮いたに違いありません。
もちろん、電話はありました。でもnoririnは寮で取り次いでもらわなければならなかったのでこっちからはかけにくい感じでした。なので、直通のテレホンカードをプレゼントしてうちにかけてもらってました。直通のテレホンカードと言うのは、公衆電話に入れると指定された1つの電話番号に自動的にかかるテレホンカードで、電話代は口座から自動引き落としというすごいものです。あの頃はnoririnと電話したい一心で色んな裏ワザを調べました。そのうち時代はポケベル、そして携帯に。学生だったnoririnの携帯と自分の携帯の両方契約して両方払ってたりしました。あの頃は、同じJフォンなのにローミングとかいうエリア外料金みたいなのが微妙にかかってた記憶があります。でも、なんだかんだ言って結局最後は手紙を書いていました。手紙がお互いにいちばんコミュニケーションが取りやすい手段だったのだと思います。
私とnoririnは婚約するまでに9回しか会わず、婚約してもそんなに会う機会はないまま、多分結婚まで20回くらいしか合わないままだったと思います。遠距離のまま結婚したので仕方ありません。でも、ヘビーな話も、大切な話も、どうでもいい話も全部手紙に書いていたので、会った回数よりもはるかにお互いのことを深く知って結婚できた気がします。
ランダムに開いた手紙の束の中からこんな面白いものが出てきました。

パブと書いてありますが、飲み屋さんではありません。大阪にあるリュータンという中華料理店で、関西中華料理界のドンと呼ばれている程一彦さんのお店です。大阪に出てきた時に一緒に昼ごはんを食べに行った時のレシートです。当時料理の鉄人という番組をやっていて、ちょうど程さんが陳健一さんにタコ対決で勝ったばかりの頃で、番組で作ったチャーハンがメニューに乗っていました。午後2時くらいの中途半端な時間に行ったのですが、程さんが店にいて直接いらっしゃいませと言われたのが忘れられません。
引っ越し人生で、色々なものを処分してきましたが、手紙だけは聖域でした。でも、出会って14年、結婚して10年になります。手紙は大切なものではあるけれど、一緒にいるからいいかと思えるようになりました。noririnも同じ気持ちだったようです。って言うか、コドモが字を読めるようになったので身の危険を感じたということもあります。何通か選んで残そうかとも思ったのですが、結局選べないので一括処分にしました。本当ならば、紙リサイクルになるのかもしれないと思うのですが、さすがに何かの拍子に流出したら困るし、シュレッダーにかけられる量でもないので、可燃物の中に入れさせてもらいました。もう、燃えて煙になっていることでしょう。紙は燃えてしまって、思い出は心の中に変わらず残っています。次は写真を何とかしようと思っています。家のスキャナでフィルムからデジタル化しようかと思っていたのですがあまりものめんどくささにやめました。何とかいい方法はないものか…

いやー久しぶりに開きました。懐かしいー。結婚する前、大阪と千葉で遠距離だったnoririnと交わした数百通に及ぶ手紙です。普通に週5通ペースで出していました。少なく見積もっても年間200通×2.5年は出していたはず。500通×80円として40,000円。もちろん、80円で収まらない手紙も多かったし、途中noririnが4カ月ほどアメリカに行ったので、エアメールになった分もあるし、宅急便とかその他もろもろを入れるとざっと見積もっても通信事務費は3年で10万円くらいかかっていただろうと思います。あの頃、インターネットとメールとホワイトプランがあれば、新婚旅行を倍くらい豪華にできる資金が浮いたに違いありません。
もちろん、電話はありました。でもnoririnは寮で取り次いでもらわなければならなかったのでこっちからはかけにくい感じでした。なので、直通のテレホンカードをプレゼントしてうちにかけてもらってました。直通のテレホンカードと言うのは、公衆電話に入れると指定された1つの電話番号に自動的にかかるテレホンカードで、電話代は口座から自動引き落としというすごいものです。あの頃はnoririnと電話したい一心で色んな裏ワザを調べました。そのうち時代はポケベル、そして携帯に。学生だったnoririnの携帯と自分の携帯の両方契約して両方払ってたりしました。あの頃は、同じJフォンなのにローミングとかいうエリア外料金みたいなのが微妙にかかってた記憶があります。でも、なんだかんだ言って結局最後は手紙を書いていました。手紙がお互いにいちばんコミュニケーションが取りやすい手段だったのだと思います。
私とnoririnは婚約するまでに9回しか会わず、婚約してもそんなに会う機会はないまま、多分結婚まで20回くらいしか合わないままだったと思います。遠距離のまま結婚したので仕方ありません。でも、ヘビーな話も、大切な話も、どうでもいい話も全部手紙に書いていたので、会った回数よりもはるかにお互いのことを深く知って結婚できた気がします。
ランダムに開いた手紙の束の中からこんな面白いものが出てきました。

パブと書いてありますが、飲み屋さんではありません。大阪にあるリュータンという中華料理店で、関西中華料理界のドンと呼ばれている程一彦さんのお店です。大阪に出てきた時に一緒に昼ごはんを食べに行った時のレシートです。当時料理の鉄人という番組をやっていて、ちょうど程さんが陳健一さんにタコ対決で勝ったばかりの頃で、番組で作ったチャーハンがメニューに乗っていました。午後2時くらいの中途半端な時間に行ったのですが、程さんが店にいて直接いらっしゃいませと言われたのが忘れられません。
引っ越し人生で、色々なものを処分してきましたが、手紙だけは聖域でした。でも、出会って14年、結婚して10年になります。手紙は大切なものではあるけれど、一緒にいるからいいかと思えるようになりました。noririnも同じ気持ちだったようです。って言うか、コドモが字を読めるようになったので身の危険を感じたということもあります。何通か選んで残そうかとも思ったのですが、結局選べないので一括処分にしました。本当ならば、紙リサイクルになるのかもしれないと思うのですが、さすがに何かの拍子に流出したら困るし、シュレッダーにかけられる量でもないので、可燃物の中に入れさせてもらいました。もう、燃えて煙になっていることでしょう。紙は燃えてしまって、思い出は心の中に変わらず残っています。次は写真を何とかしようと思っています。家のスキャナでフィルムからデジタル化しようかと思っていたのですがあまりものめんどくささにやめました。何とかいい方法はないものか…
Posted by せさみん at 22:01│Comments(7)
│住む
この記事へのコメント
わたしの父は70歳を越えてから、
放置してあった写真とネガを(でも取ってあった)観て
子供4人分現像して4年くらいかけて4人分のアルバムを作ってくれました。
末っ子だった私は一番少なかった~。笑
でも、貰ったことより本人が老後にその作業をするのが
楽しかったようです。
今も老人ホームで寝たきりですが、
ホームにアルバムを持って行ってます。
放置してあった写真とネガを(でも取ってあった)観て
子供4人分現像して4年くらいかけて4人分のアルバムを作ってくれました。
末っ子だった私は一番少なかった~。笑
でも、貰ったことより本人が老後にその作業をするのが
楽しかったようです。
今も老人ホームで寝たきりですが、
ホームにアルバムを持って行ってます。
Posted by *(アスタリスク) at 2009年03月10日 22:13
ジーンときました^^
そういえばパパと手紙のやり取りなんて、
メモ程度しかしたことなかったです^^;;;
かわいい子供ちゃんたちと、心に残っている
思い出が愛の証ですね♪♪
そういえばパパと手紙のやり取りなんて、
メモ程度しかしたことなかったです^^;;;
かわいい子供ちゃんたちと、心に残っている
思い出が愛の証ですね♪♪
Posted by kinoko
at 2009年03月10日 22:41

え~ 何かもったいない気もしますねー。手紙、メールと違って直筆ですからねー。タッパーに入れて床下にでも埋めとけば良かったのに(笑)
Posted by つね
at 2009年03月11日 01:07


でも…子供に見つかる危険!もわかります(笑)
せさみんさん達の ラブラブ


遠距離恋愛から 結婚した 喜びが 今も継続中。いえ 増大中
これからも お幸せに~
Posted by 綿雪さん at 2009年03月11日 07:55
*さん
素敵なおじいちゃんの心づかいですね。
私も年を取ったらそんなふうにしてみたいなーと思いました。
やっぱ写真屋さんに行ってネガをCDに焼いてもらおうかと思います。
kinokoさん
いつでも会える距離にいることにもあこがれましたが、遠距離だと、結婚して一緒に生活できることの感動がとっても大きかったです。
つねさん
それが本当に手紙の内容がディープで(^.^)
そしてお互いの字が下手なことも決断の大きな要因でした。
綿雪さん
今では、家と職場が合体しているので必要以上に一緒にいる時間が長い感じです。たまに出張すると愛が深まります(^_^;)
素敵なおじいちゃんの心づかいですね。
私も年を取ったらそんなふうにしてみたいなーと思いました。
やっぱ写真屋さんに行ってネガをCDに焼いてもらおうかと思います。
kinokoさん
いつでも会える距離にいることにもあこがれましたが、遠距離だと、結婚して一緒に生活できることの感動がとっても大きかったです。
つねさん
それが本当に手紙の内容がディープで(^.^)
そしてお互いの字が下手なことも決断の大きな要因でした。
綿雪さん
今では、家と職場が合体しているので必要以上に一緒にいる時間が長い感じです。たまに出張すると愛が深まります(^_^;)
Posted by せさみん at 2009年03月11日 22:03
読み終わって、心がホクホクしました^^
そういえば!と思い、本棚を漁って、貰った手紙(その殆どが、遠くの人とは連絡が取れなかった予備校時代の)を入れたファイルを取り出しました。
懐かしさに浸りつつ、コメント書いてます。
次回は、一番最初に出会った時のエピソードを是非!
(婚約までの9回のそれぞれの思い出話も聞きたい所です♪)
そういえば!と思い、本棚を漁って、貰った手紙(その殆どが、遠くの人とは連絡が取れなかった予備校時代の)を入れたファイルを取り出しました。
懐かしさに浸りつつ、コメント書いてます。
次回は、一番最初に出会った時のエピソードを是非!
(婚約までの9回のそれぞれの思い出話も聞きたい所です♪)
Posted by イヌヒ
at 2009年03月11日 23:22

イヌヒさん
郵便配達のバイトをしていた経験では、一般の過程に配達する郵便の7割くらいがDMの類でした。普通の手紙というのは本当に貴重なものですね。
続き…気が向いたら、エピソード1を書くかもしれません(^.^)
郵便配達のバイトをしていた経験では、一般の過程に配達する郵便の7割くらいがDMの類でした。普通の手紙というのは本当に貴重なものですね。
続き…気が向いたら、エピソード1を書くかもしれません(^.^)
Posted by せさみん
at 2009年03月12日 09:04
