大分ラブリー生活覚書

　マルルンさんのリクエスト応えて？めかぶスパを作りました。
　

　…この前のめかぶ納豆ごはんと同じです。よく混ぜて白くなった納豆とめかぶを混ぜ、軽く醤油で味付け。ほぐしたカニカマと溶き卵を混ぜて冷たいスパゲティーの上からかけます。刻みのりをトッピングして出来上がり。

　意外と美味しかったです。パスタはどんな味付けでも受け入れる懐の深さがあるなと改めて思いました。めんつゆも合うし、クリームソースも合うし、甘い辛い酸っぱいどれもOKのようです。そう言えばラパンの焼きそばスパも美味です。多分佐伯のごまだしをかけてもおいしいはず。
　唯一NGだと思ったのは、名古屋に行った時に食べさせてもらった名古屋名物「あんかけスパ」です。中華バジル味みたいなビミョーな味でした。でも名古屋では人気のスパゲティ。レトルトも売ってるはずです。

　スパゲティーをはじめとしてパスタが好きだなと改めて思います。
　私の子どもの頃1970年代後半は今ほどパスタがメジャーではなかったので、スパゲティーはハンバーグの横についているものでしかありませんでした。
　小学校6年生の時、はじめて岡山市内にピザ屋さんができた頃から、レトルトのミートソースとか明太子とかが出回るようになったと思います。給食でも「ソフト麺」というまったくコシのない麺にミートソースがかかっているスパゲティーが出てました。小袋入りの粉チーズを悪童たちが床にまいて「くっさー！」とか騒いでいました。あの頃はまだ、チーズの匂いを臭いと認識していたのだなーと思います。思い返せばまぎれもなくあれはナチュラルチーズの豊潤な香りだったでしょう。
　そして、時はめぐり学生時代、大学の近くにあったYYというスパゲティー屋さんと出会います。安くて、量が多く、おいしくて、チケットをためると一皿タダになるというサービスがあり、よく行きました。ここの看板メニューYYスパゲティーは、太めのスパゲティーに玉ねぎ、ピーマン、ウインナーが入っている土曜日の午後っぽいメニューで良く食べました。
　そして新婚時代noririnが学生で私もバイト生活だったので、安上がりの食事を考えるうちに、スパゲティに行きつき、毎日のように作って食べてました。あの頃は、１ヶ月毎日違う味付けのスパゲティを作ることに挑戦とか、お金がないなりに楽しんで生活してました。懐かしい(^O^)。
　考えてみればまともなイタリアンの店でパスタを食べたことがありません。だからこんな怪しいパスタを作って食べられるのかもしれません。妹の夫は、イタリア系カナダ人なのですが、彼の言うには、「イタリアでは本当においしいものは輸出しないで国内消費しているから、イタリアで食べるパスタは格段においしい」だそうです。本当かなー？サッカー見がてらイタリアに行ってみたいと思う今日この頃です。
　それにしても、何だかんだで、我が家の生活に入り込んでいるパスタ。イタリア料理恐るべし。