大分ラブリー生活覚書

　ツタヤで面白いものを発見しました。
　葬儀のBGMによく使う曲を集めたCDです。
　

　思った通り、静かな曲ばかりで、仕事のBGMにピッタリです。
　
　仕事柄、葬儀の経験は多いです。牧師の立場から言えば、キリスト教でやるなら結婚式より断然葬儀をお勧めします。結婚式より葬儀の方が本来のキリスト教の良さが出ます。葬儀は死を扱うので、参列された方が自分の人生を考えるきっかけになることもあるのではないかと思っています。保険屋さんには「万が一の時にはこれこれの保障がありますから…」と説明を受けるのですが、死ぬということは万が一じゃなくて100%ですから。

　ところで、最近はiTuneみたいなソフトを起動すると大概、ネットから曲情報やCD情報を取って来て、自動的に曲名が表示されるようになってます。が、このCD曲情報がありませんでした。天下のビクターから発売されているのに。久々にCDケース見ながら曲名を入力しました。しかも4枚組のCDなので時間がかかるかかる。中学生の頃、ドルビーで音質を調節しながらカセットテープにアナログレコードを落として、インデックスカードに一曲ずつ曲名を書きこんでいた頃を思い出しました。って、書いても何のことか分からないでしょう。若い人には。年を取ったものです。もうそろそろ人生も折り返し地点。人生の終わりのことも考えておかなければと思った次第です。