2008年03月12日

くっついた 赤ちゃんの読み聞かせ

 三浦太郎さんの「くっついた」。近年出たあかちゃん絵本の中でもとってもいいと思います。買おうと思っていたのですが、なんとまたまた生協のカタログで発見。微妙に安く手に入りました。

 くっついた 赤ちゃんの読み聞かせ

 こぐま社も色々といい絵本を出してきますが、800円と言うのはちぃと値が張ります。こぐまちゃんシリーズも含めて600円くらいにしてもらえんやろか。それにしても、重ねがさねとってもいい本です。赤ちゃんがいる家ではオススメ。
 sakuraさんのベビーサインにも書いてありましたが、赤ちゃんに語りかけることはとっても大切です。語りかけられ、微笑みかけられることで赤ちゃんはたくさんの心の栄養をもらいます。その一つの仲立ちをするのが絵本です。ストーリーが分かるとか、内容が理解できるとかいうことよりも、大好きな大人に絵本を読んでもらうというコミュニケーションがとっても大切です。うちでは、新生児の時から絵本の読み聞かせをしています。
 コドモ③は今5カ月ですが、絵本を読むとピタリと泣きやみます。泣きやませるツールとして使っているわけではないのですが、絵本が出てくると親が自分に関心を持ってくれているということが分かるので安心するみたいです。赤ちゃんの絵本は短いので、読むのに1分もかかりません。あまり場を作らなくても、生活の中でちょくちょく読んであげられるのもいいと思います。

 も一つオススメは福音館の月刊誌、「012」です。これは400円くらいなので毎月買ってます。超一流の絵本作家さんや、時には新進気鋭の初登場の作家さんまで、012の名の通り、0歳から読み聞かせられる絵本が月刊で出ています。
 これはおそらく福音館も相当力入れてるシリーズだと思います。年長版や年中版は好き嫌いがある月もあるし、外れかな?と思う月もありますが、012に関してはほぼ外れがない、毎月楽しめます。これを毎月買って読ませているうちに、あー赤ちゃんが喜ぶ絵本ってこういう絵本なんだーというのが分かってくると思います。もし、赤ちゃんに何の絵本を読んであげようか迷っている方があれば、まず012を半年ぐらい買ってみて、それから本屋に行くことをお勧めします。

 ちなみに、月刊誌というのは4月号はとっても大切な月なのでいつもにもまして力入っています。
 今月はこれでした。
 くっついた 赤ちゃんの読み聞かせ
 「だっこ」がテーマになっている絵本はたくさんあります。だっこものを持ってくるところを見ると、012もネタ切れかなーと思ったのですが、ところがどっこい、次々と新しい発見があるのでびっくりです。ペンで書いたようなお猿の絵が、とってもキュートです。そしてだっこのバリエーションがちょっとこれまでの絵本にはない感じです。やるなー福音館って感じです。

 絵本について勉強したのは、保育士をしていた時でした。定期的に研修に行かせてもらったこともよかったですが、毎日のように子どもたちに絵本を読み聞かせできたこと、あの時の子どもたちのキラキラした目が私にとっても心の栄養になりました。絵本を大切にする保育園で仕事ができてよかったなーと今でも思っています。子どものためと言いつつ、結局絵本の読み聞かせをすると自分が幸せな気持ちになれるんだなーと思います。



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Posted by せさみん at 10:18│Comments(8)絵本
この記事へのコメント
くっついた・・・我が家にもありますよ!
絵もかわいらしいし、まだ赤ちゃんだった頃、
よくまねして遊んでいました。

本の読み聞かせって、子ども達にとっても、
読む側にとってもすごく大切な事を気づかせてくれる事だなって感じます。

いろんな本と出会いながら・・・
本との思い出というものを育てて欲しいなって思っています。
Posted by あやりんママあやりんママ at 2008年03月12日 10:48
絵本って実は奥が深いですよね(^^)
最近は読み聞かせをしてあげれていないので、
今日から帰宅後読み聞かせしてあげる事にします(*^_^*)
Posted by きっちんきっちん at 2008年03月12日 11:10
絵本って不思議と子供心を釘付けにしますよね^^
うちの妹の子供も毎日見てますよ^^
Posted by 海愛海愛 at 2008年03月12日 11:39
せさみんさんの絵本の記事、いつもとても参考になります☆
子供のときの絵本って、大人になっても結構覚えてるので、
絵本選びって大事ですよね^^
Posted by kinoko at 2008年03月12日 13:55
おじゃまします。
うちはカミさんが看護婦なので子供が小さい時、
寝かせつけるのによく本を読んであげてました。
そのせいか小学校6年生の娘からは、
今でもたまに「何かお話をして」と言われます。
「読み聞かせ」は親子関係の構築と維持に役立つなあ・・・と感じます。
Posted by tokio at 2008年03月12日 23:12
不思議だけれど画面を通しての言葉よりも肉声の向かい合った
感情のこもった言葉がこどもの心を育てるんだそうです。
忙しいってテレビに子守を任せる時もあるでしょうけど
やっぱり絵本を広げてのぞきこんでる優しい時間を
作ってあげて欲しいですよね。
Posted by sakura at 2008年03月13日 06:02
絵本って素晴らしいと思います♪

こう見えても、私は幼稚園の先生をしていたのですが、本当にどんな難しい書物より、絵本はいろいろなことを教えてくれます♪♪

しかも、この絵本。。
絵がかわいい!!

私の好きな絵本は赤ちゃんは「がたんごとんがたんごとん」「びりびりじゃあじゃあ」などなど

幼児期は「リンゴがひとつ」「どうぞのイス」」「葉っぱのフレディ」「フレデリック」

小学生は「スーホの白い馬」「片足ダチョウのエルフ」「狐の電話ボックス」などなど・・・・


何回よんでも泣けます。。。(泣)
Posted by sinamon at 2008年03月13日 08:08
あやりんママさん
くっついた、最後にお父さんも仲間に入れてもらえるところが嬉しくなりますね。

きっちんさん
私も最近はさぼりがちです。1日1冊目標に読んでます。

海愛さん
絵本の絵って人をひきつける何かがあるんですね。

kinokoさん
絵本ってたくさんあるのですが、良いのはやはり定番化しますね。30年前のもので今も普通に売っている絵本は間違いなく良い本ですね。

tokioさん
小さい頃の絆は思春期になっても続くんですねー

sakuraさん
実はうちは大分に引っ越してくるまでテレビがなくて、娯楽は絵本だけでした。良かったなと思います。おかげで、上の子二人はテレビを見るよりも絵本やかるたで遊ぶ方を好みます。

sinamonさん
「スーホの白い馬」まで行くと、もう読み聞かせに相当な覚悟が^^;でも、赤ちゃん絵本を読んでいると子どもも長い本が聞けるようになるので、最近では気合いを入れて長い本も読んであげようと思っています。
Posted by せさみんせさみん at 2008年03月13日 09:12
 
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