2007年12月25日
暖かい冬

マフラー、セーター、帽子。全部、noririnの作品です。
今からもう10年も前のこと、2年半の文通を経て、noririnと私は、千葉と大阪で結婚を前提とした遠恋?を始めました。まだそれまで3回しか会ったことがなかった私たちは、とにかく会いましょうということになって、noririnが大阪にやってきました。新大阪駅に迎えに行くと、真っ赤なコートを着て、2キロ入りの落花生をかついでやってきたnoririnが…サンタクロース?ちょっと引きましたが。
その時、編んできてくれたのがボコボコの毛糸のマフラーです。手編みのマフラーをもらったのは初めてだったのでちょっと舞い上がってしまいましたが、よく見るとなかなかよくできていて感心しました。次の年のクリスマスには白いセーター、その次の年には結婚してましたが、帽子が欲しいとか、ミトンが欲しいとかリクエストするといとも簡単に編むnoririn。昔保育園で働いていた頃、同僚だった女子たちが編み物で悪戦苦闘しているのを見ていたので、あ、この人編み物特技なんだと気づきました。マフラーの製作時間は1時間程度だそうです。急に大阪行きが決まったので急いで編んだ、とは思えないほどのクオリティで、びっくりしました。なんだかんだで10年も使ってます。noririnは基本的にルーティンワークが得意です。決まった量を量るとか、同じことを繰り返すとか、そういうことは苦にならないみたいです。
で、このマフラーですが、千葉に住んでいたnoririnは東京に出た時に毛糸を買いました。ところが、値の張る毛糸だったので、千葉までの片道1000円以上かかる電車賃に足りなくなってしましました。で電車賃が足りなくなることは分かっていたのですが、学校の寮のある駅のホームにいれば誰か知り合いに会えるだろう、そこで会った人にお金借りればいいやと思って、その高い毛糸を買って帰りました。そして駅のホームで、そんなに親しいわけではないけれど知り合いだった人に出会い、電車賃の不足分を借りて駅から脱出。猿岩石じゃないんだからと思いつつ、いやー泣ける。恋は盲目ですね。
もっとも、編み図というのはある程度標準的な体型の人を想定しているみたいで。セーターを着た私を見て「なんか思ってたのと違う…」とnoririn。セーター自体は素晴らしい出来でしたが、私の体型が誤算だったみたいです。そんなわけでセーターは最近ではお蔵入り。コドモ③の手が離れたら、新しいのを編んでもらうようにお願いしようかなと思ってます。