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2007年07月07日

牛丼に思う。

 スーパーで牛肉が半額になっていると、たまに牛丼を作ります。

脂肪の部分を少し切って最初に焼き、香りを出したところで少し肉に焦げ目をつけます。その中に野菜やこんにゃくとだし汁+しょうゆ+みりん+砂糖+酒を入れて煮ます。ご飯の上にかけて、とき卵と紅しょうがを乗せたら出来上がり。とっても美味しかったです。

 うちでは牛丼を作るときに「国産牛に限る」(さすがに和牛限定はムリ)というルールにしています。味のことや安全性のこともありますが、それと共に、自分が食べていい牛肉ってどれくらいだろうかって考えてみると、国産牛を収入の範囲で買えるくらいかなと思うからです。
 こんなことを考えるようになったのは、「牛肉の肉質を柔らかくするために、大量の穀物飼料を与えていて、そのために人間が食べる穀物が輸出に回され飢餓が進んだ」という話を聞いてからです。あまりたくさんの牛肉を食べることによって、誰かが飢えて死ぬのだとしたら、それは行き過ぎた食事だと思います。ただ、私はこういうことで大規模な運動をしたり、きちんと調べて啓蒙活動をしたりする力も余裕もないので他人にこうしなさいって勧める資格はありません。ただ、まず自分のできることからやってみようと思って、献立を考える時に、栄養のバランス、美味しさ、値段、地球のことを考えるようにしています。
 多分いちばん単純な選択肢は地産地消で旬のものを食べるということだと思います。それができる大分は本当に素晴らしい土地だなと思います。暑い中、寒い中、朝早くから汗を流して働いて、人の命を支えて下さる農家の方々や漁師さんたちには頭が下がります。本当にありがとうございます。  

Posted by せさみん at 09:31Comments(0)食べる